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JI4PE からの情報配信です(重複配信の場合は悪しからずご了承ください)。

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[ 特集:初めての倫理審査を体験いただきました:一般委員育成コースが終了! ]  

4 9 日から連休をまたいで 5 28 日まで、 4 回にわたって一般委員育成コース( E コース)を実施しました(参加者の大半は JI4PE A コースや B コースを受講して創薬から市販後まで広く学んだ方々でした)。患者市民参画の時代にあって研究倫理審査にも一般委員の活躍が求められていることから、この E コースではこうした熱心な方々のキャリアアップを期待して、集中的に研究審査のあり方について学んでいただきました。既に審査委員会で活躍している先輩講師から詳しくアドバイスを受けたり、現役の審査委員長や委員と共に模擬審査を体験したりと、みっちりと取り組んでいただきました(着任前にここまで Deep なトレーニングを受ける一般委員はおそらくいないのでは?)。

参加者には更に知識確認テストを卒業試験としてお受験いただきました。合格した修了者は今週中に JI4PE のウェブサイトでご紹介しますので、全国各地で「うちの IRB にも参加して欲しい!」とお考えの方がおられましたら、ぜひ JI4PE までお問い合わせください。自信をもってご紹介させていただきます。

今後もこの育成コースを継続して提供することで、貴重な人材プールを大きく育てたいと考えております。

https://ji4pe.tokyo/course-e.html  

興味のある方はまず、 8 月開講の A コース参加 から始めてみましょう(下記のコース案内へどうぞ!もちろん業界・アカデミアの方も「市民」として受講できます。

https://ji4pe.tokyo/course-a.html  

 

[ 特 集:創薬・初期開発への見方(前号より再掲) ]  

     学習コース現役受講生が考える研究開発での課題と改善策

JI4PE C コース(創薬から市販後までの基礎知識コース)では全体で6つのモジュール( 13 Section )を学び、振り返りを報告します。現状に対する彼らの危機感が伝わってきますので、いくつかご紹介しましょう:

A)      「他の産業では日本の優秀な技術者が海外に流出し、技術が世界的に発展したものもある。死の谷を越えるための国策も支援額は十分ではなく、支援を得るための研究のための研究になってしまっている」

B)      「アカデミアと企業の考え方のギャップ、特に研究者の意識面で、基礎研究に関する知識に加えて、臨床開発につなげるためにどのようなデータをとるべきか(データの種類、品質等)といった教育が必要では?」

C)      「多くの研究が実用化に至らない問題の背景には、とりわけ研究者側の実用化に至るまでに必要なステップに関する認識の欠如(知財や法律、ビジネスの専門家にいつ何を相談すればよいのかという情報の欠如を含む)と、研究者の評価が論文発表に依存している。解決策として、研究者への実用化に向けた教育の充実や各種専門家へのアクセスを容易にするためのブログラムの設立等、特に若手研究者への情報提供(海外大学の実用化に向けたリテラシーの高さ等)による意識改革や、大学・学会等で実用化された研究への評価枠組みの確立が必要」

D)      「大学での評価方法の多様化として、特許取得や企業へのライセンス供与を(他大学へ応募する際も)インパクトファクターに換算するとか、リバーストランスレーショナルリサーチの定着で臨床現場の現状を基礎研究者に伝える場を作ってはどうか?」

E)      「多くの患者団体では自分達の生活向上のための要望活動や患者間の交流会での情報交換が主で、リーダーの高齢化が進み、古い体質を抱えて時代やニーズに合わなくなり、若者は離れて後継者不足に陥っている。臨床研究への患者・市民参画推進を知らない患者団体は多い」

いかがでしょうか?研究する側と支援する側、企業・アカデミア・患者・市民の側など、様々なステークホルダーの間でもっと学びと気づきが必要だと思われる方は、下記の [ コース開講・参加者募集のお知らせ ] のトップにある 8 月開講:業界・アカデミアのための新セミナー> を読んで、ぜひご参加ください。アカデミックベンチャーの成功は企業の成功につながり、患者・市民の願いでもあります。

また、年間学習の C コースでは随時参加を受け付けていますので、こういう仲間とご一緒に学んでみませんか?

 

[ イベント開催のお知らせ ]    

6 15 日ランチタイム無料セミナー> 12 SMD セミナーは 来週 15 日(水)の 12:00-13:00 PM オーケストラの佐藤隆先生による講演です。「 Project Communications Management 〜自然発生するコミュニケーションをいかに Manage するか」をテーマに、ランチタイムでのオンライン講演です。ややもすると思ってもみなかったことが伝わってしまうコミュニケーションを想定通りに行うための計画立案とその実行について、 Project Management の知識体系からご紹介いただきます。

詳細と 参加案内 NEWS をご参照ください: https://ji4pe.tokyo/index.html#news

 

[ コース開講・参加者募集のお知らせ ]  各種コースの総合案内はこちら: https://ji4pe.tokyo/introduction.html#expert

 

1.       8 月開講:業界・アカデミアのための新セミナー> 上記のとおり、 創薬・初期開発を担当・評価する企業やアカデミアの方々のために、企業でのシーズの導入や、アカデミア・ベンチャーとしてのアピールなど、重要な場面に活きる徹底した薬理学と知財・特許の知識と実践について講義します。

!!!予算に優しい応募のコツ!!!

     まず、 JI4PE ニュースの定期配信に登録( JI4PE のトップページから簡単登録!)すれば 5%割引 です( JBA バイオインダストリー協会会員も 5%割引 )。これで単月(単回)受講の 49,500 円が 47,025 円に!

     仲間と 2 人で応募すれば 参加費が半額 になります。一人あたり 49,500 円が 24,750 円に!

と、リーズナブルな予算で毎月 1 回、午後の 4 時間(午後 1 時から 5 時まで)たっぷりと勉強できます。知らずに着手する前にパワーアップして、早期の見極めや全体計画の見通しを確立しましょう。

お申込みはお早めに https://ji4pe.tokyo/course-dd.html

2.       <こちらも 8 月開講> A コース第 5 期を 8 20 日から 9 10 日までの連続 4 週間、毎週土曜日午後 2 時から 5 時に開講します。詳細と 参加申込 はこちらへ: https://ji4pe.tokyo/course-a.html  

3.       Section-7 を開講> C コースではモジュール3の Section-7 「臨床試験」を開講しました。詳細と今後の 参加申込 はこちらへ: https://ji4pe.tokyo/course-c.html  

4.       <通年募集> D コース(国際認定 SMD プログラム)の参加募集中:参加は随時可能で、評価専門家による職場外メンター制度もあります。詳細と 参加申込 はこちらへ: https://ji4pe.tokyo/course-d.html  

 

[ 職場トレーニングのお知らせ ]

JI4PE では企業に対して患者市民参画を推進するための職場トレーニングを提供しています。詳しくはこちらへ: 職場トレーニング.pdf (ji4pe.tokyo)

 

[ 他団体主催イベントのご紹介 ]

JI4PE の社員ベネフィットとして自分の推す団体の企画イベントをこの定期配信でもご紹介できます(事前に内容を確認させていただきます)。詳しくは JI4PE 事務局までご相談ください。

 

     JI4PE ご入会のオススメ

JI4PE 活動にご興味のある方や一緒に活動参加したい方は御入会をご検討ください。お申込みはこちらへ: https://ji4pe.tokyo/joinus.html  

 

     JI4PE ウェブサイト英語版とファンドレイジング倶楽部

1.       海外の方々に日本の患者参画への取組み事例として説明するときのツールとしてご利用ください。 https://ji4pe.tokyo/index_en.html  

2.       患者参画を推進するための学習コース開発では御寄付をスカラーシップとして患者と市民への学習機会を提供したいと考えております。御寄付はこちらへ: https://ji4pe.tokyo/joinus.html#fundraising  

 

[ 事務局のつぶやき ]

・今回実施の E コースでは土曜日午後にみっちり 5 時間ずつのトレーニング、講師も受講者も「いい汗をかく」がぴったりの週末シリーズでした。一方の企業・アカデミアには、ぜひ創薬・初期開発セミナーでいい汗をかいていただきたく!  K.I より

エアコンをつける季節となりました。運転前のお手入れは万全でしょうか。頭の中の知識も電化製品と同じで、メンテナンスが必要です。「イヤな汗をかかない」ためにも JI4PE 企画の各コースやイベント参加をお勧めいたしま〜す! N.I より

配信停止の連絡はこちらへ : info@ji4pe.tokyo

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