秋の風が少しずつ涼しさを増し、街ではさまざまなイベントのポスターを目にする季節になりました。
芸術の秋、学びの秋。何か新しいことを始めたくなるこの季節には、人の好奇心や探究心が自然と刺激されますね。
私自身も、ちょうど昨年の秋から「学び直し」を始めてみました。
いま、医療の現場で臨床試験を支える人たちの人材不足やキャリアパスの課題が「CRCクライシス」という言葉で語られていることをご存じでしょうか。
キャリアに悩む研究支援者の力になりたいと思い、キャリアコンサルタントの勉強を始めて、資格を取得しました。
慣れない分野の学びに戸惑うこともありましたが、共に学んだ仲間との対話が何よりの支えとなり、学びを通して人とのつながりの大切さを改めて実感しました。
この9月、Ji4peは「CRCと臨床試験のあり方を考える会議 in 大宮」で展示ブースを出展しました。
ブースの企画や準備を中心になって進めたのは、患者会員の皆さんです。
それぞれの言葉で臨床試験への思いを語り、来場者と笑顔で交流する姿に、参加者の多くが心を動かされていました。
こうした活動はまさに、学び合い・支え合い・創り合う「共創」のかたちだと思います。
学びや共創は、一人の中では完結しません。
誰かと関わることで新しい視点が生まれ、そこから未来を変える小さな一歩が始まるのかもしれません。
これからも皆さまと一緒に、季節ごとの風を感じながら、一歩ずつ歩んでいけたらと思います。
(理事:渡部歌織)