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このメールマガジンは、かめだ年保が名刺交換させていただいた方々にお送りしています。


先日開催されたWBC(ワールドベースボールクラシック)。

日本は、惜しくもベスト8で敗退し、予選が好調で期待が大きかった分、悔しかったですね。


今回のWBCで、勝敗以外のトピックスは、動画配信でしか視聴できなかったという点ではないでしょうか。

ボクシングのビッグマッチ、サッカーW杯などが地上波で放送されないケースはこれまでもありましたが、野球までもそうなるとは…。

放送局出身者としては正直ショックでした。

同時に、「野球のファン拡大という観点で大丈夫なのか」と感じざるを得ませんでした。


今回のWBCで、独占配信したNetflixのダウンロード数は4.8倍(日本経済新聞3月14日朝刊より)に増加したといわれています。

しかし、私の周りではNetflix加入者はまだ多くありません。

WBC映像に触れた国民は限られてしまったとも言えます。


行政ではデジタル化を進める際、「誰も取り残さない」という言葉がよく使われます。

デジタルを推進しつつも、高齢者や情報弱者に配慮し、紙などのアナログサービスも残すという考え方です。

そう考えると、野球が有料の動画配信のみでしか視聴できない状況は、「多くのファンを取り残している」とも言えるのではないでしょうか。

少なくともお客様視点とはいい難い面があると感じます。

英国では「ユニバーサルアクセス(普遍的視聴)」の考え方のもと、五輪やW杯など特別に指定されたイベントを無料放送で広く視聴できるよう制度が整備されています。


野球は、戦後の高度経済成長期に、国民に楽しみや希望を与え、生活の一部であり文化となりました。

この野球が、一部の人だけにしか見られなくなり、将来的に野球ファンが減ってしまうとしたら、寂しいことだと思っています。

もちろん、主催者側であるスポーツ競技団体が資金調達しなければいけない事情もわからなくはないのですが、皆さんはどのように感じられたでしょうか?


さて、私も関わっている『第7回日本GRサミット』(4月4日、渋谷で開催)が近づいてきました。

先日、主催者である(一社)日本GR協会代表で、元横須賀市長の吉田雄人さんに、GR(官民連携)の必要性などを詳しくお伺いしました。


かめだ年保の論考を、ぜひご一読ください。



<目次>

1 .かめだ年保の論考 

2 .編集後記

・・・・・・・・・・・・・


1.かめだ年保の論考


私が尾道に帰ろうと決めた理由はいくつかあります。

その中でも大きかったのが、「尾道こそ、官と民がさらに連携していくべき町だ」と感じたことです。


東京でテレビマンとして働いていた頃、「地方創生EXPO」や、まちづくりの第一人者と言われる方の講演に参加する中で気づいたことがあります。

それは、“進んでいる自治体は必ず民間の力をうまく活用している”ということです。


例えば、千葉県流山市。

2004年、市長交代後、程なくしてマーケティング課を創設し、民間人材を登用。

市民目線で町を変え、人口増加を実現しました。


また大阪府四条畷市では、東(あずま)前市長が副市長やマーケティング責任者に民間人材を起用し、全国から注目される自治体へと変貌を遂げました。


こうした事例を見る中で、「尾道にも可能性がある」と強く感じたのです。


3年前、市長選に敗れた私は、「熱意ある地方創生ベンチャー連合(熱ベン)」の門を叩きました。

福岡市、北九州市、浜松市など元気のある町を訪れ、官民連携の現場を見ましたが、さらに深く学びたいと考えました。

その時、「熱ベン」の代表である吉田雄人さんに誘われたのが、「日本GR協会」でした。吉田雄人さんはGR協会の代表でもあります。

(GR:ガバメント・リレーションズ/Government Relations=社会課題解決に向けた官民連携の考え方・手法)


人口減少や高齢化、空き家問題など、地域の課題は年々深刻になっているものの、これらは行政だけで解決できるものではありません。

財源なし・人材なし・ノウハウなし、という“三重苦”の中で、行政単独では限界があるのが現実です。


一方で、民間には社会課題を解決できるサービスや技術が数多く存在します。

だからこそ、戦略的な官民連携が必要であり、それは行政にも民間にもメリットをもたらすものだと感じています。


こうした官民連携を「社会課題解決のための関係構築の手法」と定義し、GRの必要性を「広め」、GRの事例を「学び」、GRのプレーヤー同士が「つながること」を目的にして設立されたのが日本GR協会です。

「かめチャン!」で、吉田さんにGR(官民連携)の意味、必要性を詳しく伺っています。


【かめチャン 31回】 日本GRサミットについて_ゲスト(日本GR協会 吉田代表)

https://youtu.be/T7Hk92rq4oo?si=ojr0GwhQwvN8-EaT


私自身、選挙の後、このGR協会を通じ、多くの志ある仲間と出会いました。

日本を良くしたい、未来を明るくしたい――

そんな思いを持つ人たちです。

幕末に志士たちが全国を巡り、学び、つながったように、今の自分もその流れの中にいるような感覚を持っています。

その中で得たご縁から、「クリエイター塾」を尾道に招いたり、松尾豊研究所と連携しAI導入を地元企業で実現したりと、具体的な成果にもつながっています。




「第7回日本GRサミット」が、4月4日(土)に渋谷で開催されます。

長野県知事、千葉県知事をはじめ、多くの自治体関係者、民間の第一人者が集まります。

私も官民連携アワード受賞者セッションのモデレーターを務めます。

日本の未来について語り合い、尾道の未来につなげていきたいと考えています。


第7回日本GRサミット 詳細はこちら

https://grsummit2026.peatix.com/view




【「コンテンツ地方創生拠点」の第1弾に尾道が選ばれました!!】


尾道の皆さん、嬉しいお知らせです。

「コンテンツ地方創生拠点」の第1弾として選定された23拠点のうち、広島県で唯一、尾道が選ばれました!


内閣府ホームページ

https://www.cao.go.jp/cool_japan/koujunkan.html


コンテンツ産業の育成のため、政府が2033年までに200拠点の選定を始めるという話を昨年夏に、知人から聞きました。

それから尾道映画祭の母体であるプラットフォームおのみち、尾道観光協会、尾道市観光課と連携し、尾道市として申請に取り組んでいただきました。


今回選ばれた23拠点には「名探偵コナン」の作者、青山剛昌先生の出身地である鳥取県北栄町や、ウルトラマンゆかりの福島県須賀川市、エヴァンゲリオン関連の浜松市などが含まれています。

尾道もこうした自治体と肩を並べる存在として認定されたことは誇らしいことです。

これまで尾道のコンテンツを支えてくださった先人の思いが実を結んだ。そう感じ、感慨一入です。


政府の重要17戦略分野の一つに「コンテンツ」が位置づけられています。

コンテンツ産業は、自動車産業に次ぐ日本の輸出産業ともいわれています。

今後、ますます注目度が増す中、今回の選定は尾道にとって大きな意味を持つと感じています。


私自身、読売テレビ時代には、アニメやドラマの海外展開、インターネット配信ほか、約15年にわたりコンテンツビジネスに携わってきました。

今回の選定を契機に、尾道のコンテンツの強みを生かし、「稼げるまち」へつなげていきたいと、改めて感じております。

なお、「かめチャン!#21」では「コンテンツ」をテーマにして詳しくお話ししています。ぜひご覧ください。


【かめチャン!#21】 『コンテンツ』

https://www.youtube.com/watch?v=BXvZEmhYSWs&t=623s



2.編集後記


第9回尾道映画祭、無事終了しました。

延べ3,840人の皆様にお越しいただきました。来場いただいた皆様をはじめ、関係してくださったすべての方々に感謝いたします。


今回は、メイン会場のしまなみ交流館を全席指定にして、行列による待ち時間の解消を図りました。

また、商店街などを巻き込んで、スタンプラリーを実施するなどして、市外からお越しの方に尾道を一層楽しんでもらえるような工夫を施しました。


さらに、若い人が参加できる機会を意識的に設けました。

尾道市立大学を中心とする学生インターンに参画してもらい、若手学生プログラムの運営を任せました。

まだまだ粗削りですが、来年以降、さらなる成長と進化を若者たちに期待しています。


シネマ尾道では、高校生によるセレクト作品を上映し、ステージでは俳優とのトークショーの進行を担当してもらいました。

これらは、若い世代にとって大変貴重な体験になったのではないかと思います。


裏方の運営においても私のような50代以上は一歩引いてサポート役に。

30代のメンバーが中心となってしっかり回してくれました。


次は、第10回の節目になります。次回の尾道映画祭もぜひご期待ください。



発行:かめだ年保後援会

〒722-0013 尾道市日比崎町19-15

TEL:0848-51-7975、FAX:050-3458-0700

e-mail:info@kameda-toshi.com

WEB: https://kameda-toshi.com/

Instagram: https://www.instagram.com/

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