この写真を見ると図案は転写といっても、ひとひとつ手作業で仕上げられていることがよくわかります!
黒い部分がエッチング液が付かないようにするためのコーティングでしょう。
エッチング液は筆を使って丁寧に塗られています。
ガラスを溶かすのは長い時間を要するので、深く腐食させる場合は間隔を空けて何度も何度も塗り重ねる必要があったと思います。
バカラのエッチンググラスを見ていると、個体差が結構あることに気づきます。
エッチングが深いものや、線の太い細い、図案の細部の描写など、同じデザインパターンでも結構表情が違うのです。
これを見ると、手作業ならではの仕上がりの違いだったのだなあと理解できました。
ちなみに、この写真のデザインは「パルメ」ですね。
唐草の文様の中に鳳凰のような鳥が描かれた優美な図案です。
こちらは「ミケランジェロ」のエッチング制作の様子。
細かな曲線がとても美しいですね。