こんにちは。
アンティックかとうWEB担当の杉本です。

アンティックかとう / ギャルリーオルフェより新着品のご紹介や催事のお知らせをお届けいたします。

 

銀座のフェアへご来場いただいた皆さまありがとうございました。

次回は9月の予定です。

またお会いできるのを楽しみにしております。

ガレのネコ
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ユニークなネコがこのたび仲間入りしました!

 

エミール・ガレ|朝鮮唐津風 黒猫置物
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陶器とガラスの工房の元に生まれたエミール・ガレ。

陶器製のネコの置物は父の代から続く人気の品だったようで、さまざまなバージョンが制作されています。

 

左「ドレス姿の猫」 右「三毛猫」 北澤美術館所蔵

 

左は貴婦人のようなすました顔をしたネコ。ロココ調の花柄ドレスをまとい、黒のレースを被っています。体には細かな花飾りが描かれています。一方、右は対照的で釉薬を大胆に流し込んだ奇抜なデザイン。ガレの遊び心たっぷりの作品となっていますね。

 

そして今回のネコは・・・

口元の白がチャームポイントの黒猫です。
美しいグリーンの瞳はガラス製で、愛らしいお顔。

 

 

釉薬の独特な表情をご覧ください。

実は日本の陶芸から着想を得たものと思われます。

ガレは日本美術の熱狂的な愛好家で、さまざまな日本の美術工芸品をコレクションしていました。北斎漫画をはじめとした浮世絵や、装飾図案にはじまり、焼物や木工に漆工、金工作品等々、あらゆる日本美術に触れていました。

 

朝鮮唐津のお茶碗

 

口元の釉薬の溶け合う姿がよく似ています。

このような日本工芸独特の表現にガレは大きな影響を受けていたのでしょう。

 

薩摩焼のお茶碗

 

こちらは鼈甲釉と呼ばれるもので、赤茶系の深い艶のある黒が美しい釉薬です。ガレのネコに用いられた黒い釉薬も、写真では伝わりにくいのですがよく見ると青みから赤茶系の深い色彩を感じます。

 

この釉薬の艶めきを見ていると思わず触れてみたくなりますよね。

日本工芸の神髄は触って楽しむこと。ガレは触れてこそ味わえる日本の美意識、素材感への眼差しに強く惹かれていました。

先代から引き継いだネコの置物にも、その感覚は表現されているように思います。

ぜひガレのネコに触れてみてください!

 

ガレのコマ
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ネコにつづいて、コマも仲間入り。

 

エミール・ガレ|花蝶文 ディアボロ型花瓶

▷ 作品を見る

 

なんといっても形状がおもしろい大型の陶器製の作品です。

この形は、空竹と呼ばれる中国の伝統的なコマ(フランス語でディアボロ)から着想を得たということです。

 

中国独楽 空竹

 

大道芸でもよく披露されるコマで、棒と糸を使ってコマを操るパフォーマンスを見たことのある方もいるかと思います。

 

 

中国では大変長い歴史のあるコマだそうで、古くから子供たちにも親しみのある玩具だったそう。

形だけで言うと日本の鼓にもどこか似ていますよね。

 


コマの形の上に、ジャポニズムの意匠で菊の花と蝶を描いています。

金彩をまぶしたり、輪郭線のある平面的な表現、余白の活かし方など、日本絵画からの影響を存分に感じさせます。

淡い藍色のバックもまさに日本の色。北斎ブルーのようで、日本人が見ると富士山をちょっと連想しませんか?

 

 

花瓶中央や台座の部分も見どころ。

さまざまな和の文様がパッチワークのように組み合わされています。

 

 

エミール・ガレの日本愛が凝縮されたような作品です。

高さ40㎝と陶器作品の中でもかなり大きく、迫力のある立ち姿。

もちろん花瓶ですので、きちんと内部は空洞で、水を入れてお花を生けることもできます。

 

ガラス作品が大きく注目されるガレですが、陶器もガラスより古くから手掛けており一点一点見応えのあるものばかりです。ガレの陶芸、一味違うガレを楽しみたい方にぜひおすすめいたします。

ガレのネコとコマ、どちらも非常にレア作品で、WEBに価格は掲載しておりませんが、どうぞお気軽にお問い合わせください。

作品について購入希望・ご質問ございましたら、お気軽にフォームよりお問い合わせください。その他メールやお電話でも承っております。

どの作品も一点もののアンティークにつき、店舗にて在庫数やコンディションを確認した後にご連絡をさせていただきます。

在庫状況によってはお時間を頂戴いたしますが、どうぞご了承ください。

お読みいただきありがとうございました。

次回配信もよろしくお願いします!

 

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